Google Drive で OCR を行い、結果を Notion データベースへ送信する Google Apps Script ライブラリー。
MIT License
Google Drive で OCR を行い、結果を Notion データベースへ送信する Google Apps Script ライブラリー。
ライブラリーは App Script で利用できる状態になっています。 Apps Script のコードエディターで以下の手順を実行するとプロジェクトへ追加できます。
1phsqy39NYEBOCpGx062N9kezLOdyzRKSEgDBYt6f-zaqVdAOdn9NaWWH
を入力し検索をクリックGocrToNotion
へ変更上記以外にも Release ページから gas-gocr2notion.zip
をダウンロードし、/dist
ディレクトリーをプロジェクトへコピーできます。
Google Drive の特定のフォルダーに保存してあるファイルに OCR を行い、結果を Notion のデータベースへ送信する方法です。
OCR の結果が送信されるデータベースを用意します。プロパティは標準の状態のままで追加する必要はありません。
Notion 外部からデータベースを操作するためのインテグレーション(API KEY)が必要です。以下を参考に作成してください。
以下を参考に、用意したデータベースをインテグレーションと共有してください。
スマートフォンでスキャン(カメラ撮影)した PDF などが保存されるフォルダーを作成します。 作成したらフォルダーの ID をメモしておいてください。
スタンドアロンのスクリプトを作成し、以下の手順を実行してください。
notion_api_key
にはインテグレーションの API KEY を記述database_id
には用意したデータベースの ID を記述folder_id
には作成したフォルダーの ID を記述function myFunction() {
const apiKey = 'notion_api_key'
const database_id = 'database_id'
const folder_id = 'folder_id'
const opts = {
database_id,
ocrOpts: [
{
scanFolderId: folder_id,
ocrFolderId: folder_id,
ocrLanguage: 'ja',
tags: [],
removeOcrFile: true
}
]
}
GocrToNotion.ocr(apiKey, opts)
}
用意した Google Drive のフォルダーに PDF もしくは画像ファイルを保存します。
例) スマートフォンの Google Drive アプリでスキャン(カメラ利用)する。
この状態でスクリプトエディターから myFunction
を実行すると OCR 処理が開始されます。
追加設定などで他の機能を利用できます。
Notion のデータベースに以下のプロパティを追加することで OCR のテキスト送信時にそれぞれの値がセットされます。 プロパティは必要なもののみ追加できます。
プロパティ名 | プロパティの種類 | 内容 |
---|---|---|
entryUpdated |
日付 | データベースのエントリー更新日時 |
guid |
テキスト | ファイルの id |
mimeType |
セレクト | ファイルの mimeType |
type |
セレクト | ファイルの種類 |
tags |
マルチセレクト | OCR オプションで指定したタグ |
タグ |
マルチセレクト | OCR オプションで指定したタグ |
excerpt |
テキスト | OCR テキストの先頭 1900 バイト |
description |
テキスト | ファイルの説明 |
link |
URL | ファイルへのリンク |
modified |
日付 | ファイル更新日時 |
ocr()
のかわりに send()
を使うことで Google Drive の変更通知から OCR 処理を開始できます。
これによりスマートフォンでスキャン後、短い待ち時間で Notion へテキストを追加できます。
Google Apps Script で変更通知を扱う方法については以下の記事などを参照してください。
Google Drive で OCR 行う方法は以下の記事を参考にしました。
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